【???】お前が猫アレルギーなのはスローロリスが存在するからという研究
研究者は、猫のアレルギーは古代の防御機構の結果である可能性があると考えています。
米国では、猫アレルギーは6歳以上の人の推定12.1%に影響を及ぼします。症状には、目のかゆみ、鼻水、咳、くしゃみ、喘鳴が含まれます。
最も一般的には、猫に対するアレルギー反応は、FEL D1と呼ばれるタンパク質に対する反応です。すべての猫は唾液でFEL D1を産生し、特定の腺から放出します。彼らは自分自身を舐めると、このタンパク質を体中に広げます。
オーストラリアのクイーンズランド大学の科学者による新しい研究は、なぜこのアレルギーがヒトでそれほど一般的であるかを説明するのに役立つかもしれません。彼らの作品は、自然の中で最も珍しい哺乳類の一つであるスローロリスに焦点を当てています。
スローロリス
「スローロリスは毒を持っている唯一の知られた霊長類であり、ほとんど研究されていません」と著者の一人、インドネシアのチカナンガ野生生物センターで働いているブライアン・フライ博士は説明します。
「科学の謎であるにもかかわらず、彼らは一般に野生から密輸され、ペット取引で売られているため、私たちの救助センターの研究は、悪い状況でいくつかの良いことをする絶好の機会でした。」
スローロリスが互いに戦うとき、彼らは腕を上げ、上腕の毒を産生する上腕腺をなめます。これを行う際に、彼らは毒液と唾液を混ぜ合わせ、機会があれば、切歯を使ってこのカクテルを敵に注入します。
毒はかみ傷の治癒を妨げ、組織の死、血液中毒、および感染症を引き起こす可能性があります。
フライ博士が説明するように、人間では、それはまったく異なる反応を引き起こします、「人間が噛まれると、犠牲者はあたかもアレルギーショックを受けているかのように症状を示します。」症状には、burning熱感またはチクチク感、呼吸困難、痛みが含まれます、そして最悪の場合、致命的なアナフィラキシーショックに近い。
スローロリスの排泄物は、200を超える芳香族分子が組み合わされているため、はっきりとした臭いがします。科学者はこれらの化学物質を説明していますが、彼らは毒のタンパク質含有量についてほとんど知りません。
タンパク質の解明
これらの希少な霊長類へのユニークなアクセスを利用して、研究者はスローロリスの毒をより詳細に調査することを決定し、その中のタンパク質のDNA配列を分析しました。彼らはジャーナルToxinsで発見を発表しました。
驚くべきことに、ブライアン博士が説明するように、彼らはそれが「猫のアレルゲンタンパク質と実質的に同一」であることを発見しました。
著者たちは、この密接な類似性は偶然には起こらなかったと考えています。スローロリスがこの化学物質を防御として使用していることを知って、彼らはFEL D1が猫を捕食者から保護するために進化したのではないかと考えています。
著者は、スローロリスの毒とFEL D1の類似性は「分子進化の歴史を共有しているだけでなく、同様の機能を示唆している」と説明しています。
「武器としてアレルギーを引き起こすこの能力は、スローロリスに限定されるものではないかもしれませんが、同時に猫でも別々に進化した可能性があります。これは、将来の研究でテストすることを期待している魅力的な仮説です。」
?ブライアンフライ博士
猫のアレルギーは非常に一般的であるため、フライ博士は「スローロリスが使用しているのと同じタンパク質のように、これが進化した防御兵器でなければ驚くべき偶然だ」と考えています。
カモノハシや吸血コウモリを含む少数の哺乳類のみが有毒です。進化は多くの哺乳類にこの種の兵器を装備していないため、科学者はその進化についてほとんど知りません。この研究は、哺乳類の毒の進化に捧げられた科学のまばらなセクションに新しい情報を追加します。
google翻訳
https://www.medicalnewstoday.com/articles/cat-allergies-may-be-linked-to-venomous-primate#Unraveling-the-protein
参考画像スローロリス、毒霊長類
引用元: ・【猫】お前が猫アレルギーなのはスローロリスが存在するからという研究
【猫】お前が猫アレルギーなのはスローロリスが存在するからという研究
2020年02月06日 21時00分
https://gigazine.net/news/20200206-slow-loris-poison-cat-allergie/
猫アレルギーは猫に触れたり近づいたりすると目がかゆくなったり鼻水がとまらなくなったりするという症状で、猫のフケや唾液に含まれる特定のタンパク質が原因物質(アレルゲン)となって引き起こされるといわれています。そんな猫アレルギーのアレルゲンが、「毒を持つ唯一の猿」として知られるスローロリスの毒にも含まれていたことが判明しました。
Toxins | Free Full-Text | The Toxicological Intersection between Allergen and Toxin: A Structural Comparison of the Cat Dander Allergenic Protein Fel d1 and the Slow Loris Brachial Gland Secretion Protein
https://www.mdpi.com/2072-6651/12/2/86
Primate venom sheds light on why so many people suffer cat allergies
https://phys.org/news/2020-02-primate-venom-people-cat-allergies.html
霊長目ロリス科に分類されるスローロリスは、中央アジアから東南アジアに分布する動物で、霊長類としては唯一毒を分泌する生物として知られています。スローロリスが肘の内側から分泌する毒は、唾液と混ぜて全身に塗りたくることで寄生虫をよせつけない効果があるといわれていますが、毒の具体的な成分と性質は未解明でした。
スローロリスにかまれた人間には猫アレルギーに近い症状が表れることがあるそうで、スローロリスを研究するクイーンズランド大学のブライアン・フライ准教授は以前からスローロリスの毒と猫アレルギーには関連があると主張していました。
そこで、フライ准教授の率いる研究チームがスローロリスの毒に含まれるタンパク質に関連するDNA配列を解析したところ、猫のフケに含まれるタンパク質「Fel d 1」を発現するDNA配列とほぼ同一だったことが判明。このことから、スローロリスの毒に含まれるタンパク質とFel d 1がほとんど同じ分子構造を持つとわかり、フライ准教授の主張を裏付けることとなりました。
人によっては、このFel d 1がアレルゲンとなって猫アレルギーを発症します。つまり、スローロリスにかまれて表れるアレルギー反応は、猫アレルギーとほぼ同じものだというわけです。フライ准教授は「スローロリスが自分の体に毒を塗りたくるのは身を守るため」と考えており、猫がFel d 1を含むフケを出すのもスローロリスと同様の防御システムなのではないかと推測しています。
スローロリスと猫は別の進化系統を歩んでいますが、どちらも進化の中でFel d 1の発現を自然選択的に獲得したと仮定すると、「人間がたまたま猫のフケやスローロリスの毒液にアレルギー反応を示す」のではなく「猫やスローロリスが進化によって、人間の免疫システムを攻撃するような防御兵器を身にまとった」と考えることもできるとフライ准教授は論じています。
フライ准教授は「猫やスローロリスは、捕食者を可能な限り遠ざけるために有毒な防御兵器を進化させたのかもしれません」と語り、今回の研究結果は他の生物に対するアレルギーの研究をさらに興味深いものにすると述べました。
ソースは俺
元々人間に備わってるのな
インドの水も半年も飲んでりゃ下痢しなくなる
どゆこと?
スローロリスの毒液は猫の唾液で作られるFEL D1とほぼ同じものだということ。
生物の分岐から考えると、猫の祖先が猿と分岐した時に、ロリスの祖先がこのFEL D1を生産する仕組みを受け継いで、それを毒に進化させた。
そう考えることができるということ。
https://gigazine.net/news/20200206-slow-loris-poison-cat-allergie/
猫アレルギーは猫に触れたり近づいたりすると目がかゆくなったり鼻水がとまらなくなったりするという症状で、猫のフケや唾液に含まれる特定のタンパク質が原因物質(アレルゲン)となって引き起こされるといわれています。そんな猫アレルギーのアレルゲンが、「毒を持つ唯一の猿」として知られるスローロリスの毒にも含まれていたことが判明しました。
Toxins | Free Full-Text | The Toxicological Intersection between Allergen and Toxin: A Structural Comparison of the Cat Dander Allergenic Protein Fel d1 and the Slow Loris Brachial Gland Secretion Protein
https://www.mdpi.com/2072-6651/12/2/86
Primate venom sheds light on why so many people suffer cat allergies
https://phys.org/news/2020-02-primate-venom-people-cat-allergies.html
霊長目ロリス科に分類されるスローロリスは、中央アジアから東南アジアに分布する動物で、霊長類としては唯一毒を分泌する生物として知られています。スローロリスが肘の内側から分泌する毒は、唾液と混ぜて全身に塗りたくることで寄生虫をよせつけない効果があるといわれていますが、毒の具体的な成分と性質は未解明でした。
ふーん、なるほどな
つまりスローロリスが猫の毒を身につけたのか
どうやればそんな進化が出来るんやろな
毛じゃなくてケラチンね
αヘリカルロッドドメイン
カラスや猛禽類には効かないのに?
ということは、猫食う人間に対するものだな
どこの国だよ、猫みたいなかわいい動物を食う連中が大量にいるのは
今、猫食いの天罰が下ってますよ